2006年11月30日 21:17
カテゴリー 「Webニュース」

「モバゲータウン」の恐ろしさ


 
いま、SNSで話題をかっさらっているのは、ミクシィではなく、携帯用サイト「モバゲータウン」のようです。


(ITMediaの記事)
「10代がハマるSNS『モバゲータウン』を28歳(♀)が探検した」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0611/27/news033.html
 
成長速度はmixiの倍・9カ月で200万人 携帯SNS「モバゲータウン」の強さ
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0611/27/news033.html
 
(Excite 口コミ戦略で会員数200万人を突破した「モバゲータウン」とは?)
http://www.excite.co.jp/webad/news/rid_117/



売れた理由をちょっと分析。
 
 
1.携帯用に特化したサイトであること
 
インターネットが普及してきたとはいえ、中高生などにとって毎日パソコンに向かうことは少ないでしょう。
ミクシィなどが伸び悩んでいる原因のひとつとして、このようなユーザーの環境が考えられます。
しかしこのサイトは携帯電話が主な端末。ゲーム感覚で、携帯でのサービスに特化したことが若い世代に「ウケた」のでは。
 
 
2.若者文化との融合
 
パソコンではなかなか打つことのない、「ギャル文字」。携帯からならメールを打つのとまったく変わりません。
この「ギャル文字」がサイト上で浸透したことで、中高生の人気を後押しされていると考えられます。
また、意図的に浸透させたのかどうか知りませんが、「絡む(コメントやメールなどで一緒に遊んで、という意味)」などの独自の言葉遣いでコミュニケーションを促していることも要因でしょう。
 
 
3.「バーチャル」と「アバター」
 
サイトでは、いわゆるオフ会などの現実でのコミュニケーションを禁止しています。
利用者は「仮想世界の出来事」と割り切って参加できます。ミクシィのような「実世界の延長」ではなく、完全に現実の個人と「切り離した」ことが、利用者のニーズに合ったんでしょう。
ゆえに、アバターなどの機能が生きてきます。
また、ミクシィなどとは違い、初対面の人にもコミュニケーションをとりやすい環境(というか雰囲気)が定着しているように思います。



このような理由で爆発的に普及したようですが、かなりの危険をはらんでいるような気がします・・。
 
(最初の記事からの引用)
登録後数時間のうちに、見知らぬ人から次々に「友達申請」ミニメール(モバゲー専用のWebメール)が届いた。相手はすべて男性。
 
・・出会い系と何が違うんでしょうか。
現実世界のコミュニケーションを禁止しているとはいえ、厳密な意味で禁止なんてできるはずもありません。
運営側にとって、この禁止事項は犯罪が起こったときの「責任放棄」宣言にしか聞こえません。
本気で犯罪防止に努めたいなら、現実世界で会うためのコミュニケーションが行われた時点で退会させるなどの処置が必要です。
また、他のSNSと比べ匿名性があるようなので、誹謗中傷、炎上なども起こっています。
 
このような問題の解決に取り組んでこそ、次世代のサービスと言えるのではないでしょうか。

前後の記事:  « ヤフーの「インターネット・クリエイティブ・アワード2006」| メイン | 世界最重の・・・ »

このサイトについて
WEBでのサービス、マーケティング、広告などに焦点を当て、ニュースをピックアップしていきます。
詳細、運営者について